過去の桐井戸端BBS (桐ver.8)
3246 桐8は基幹業務に耐えうるか? あああ 1999/11/11-08:43
現在、桐5をネットワーク上で使用し少量他品目、多工程の生産管理
に利用しています。20台レベルでのPCで工程終了を各端末から入力し、
独自の手法で無理矢理レコードロックを実現しています。
そもそも本来、桐5程度で行うレベルの規模ではないのですが、拡張を続け
ていくいちに、ここまで大規模になってしまいました。
サーバはNetware3.12です。現在、さらなる拡張を行いたいのですが、ネット
ワークでの利用の限界にぶちあたりました。
ネットワークだけでなく、正規化を効率よく行えない桐5の問題点もありま
す。本来、結合表を更新すれば、実表まで更新されればいいのですが、それ
も不可能なので、結合表は使用していません。同一の項目が表のあらゆる場
所にできてしまい、整合性をとることはとてつもなくややこしくなっていま
す。電話回線を介したWANも桐5で行っており、ISDNではあまりに無理な運用
となっています。
ただ利点として、データが壊れた等のエラーはいままで皆無で、安定性は抜群です。

このシステムを今後どのような環境で構築するのか、現在検討中です。

1,このまま桐5で無理矢理にでも拡張する。
  ファイル排他の更新中参照不可では、あまりにも辛い・・

2,桐8で再構築
  これほどの大規模のシステムを桐8で構築できるのか?はたまたできたと
  して安定して動作するのか? VAN業者でも桐8を使用しているところは、
  ほとんどみたことがなく、実績のあるシステムもみたことがありません。
  もしかしたら、桐8では基幹業務の構築は問題あり?

3,アクセスで再構築
  膨大な時間がかかったあと、使い物にならないこともある?
  しかしアクセスでは多くのVAN業者が導入し、実績のあるシステムも存在し
  ます。

4,そのほかのDBを使う
  アプローチ、五郎、DBpro、DBMAGIC、カードメーカプロ、dBASE、いろいろ
  ありますがそこからチョイス。

5、DBエンジン+言語系を使う
  SQL-SERVER、oracleあたりを使い、VB、DELPHIで開発。
  ただし膨大な手間がかかる?

できれば桐5並の作業効率で行いたいと思います。
どうぞアドバイスよろしくお願いします。

3253 Re:桐8は基幹業務に耐えうるか? 田口幸正 1999/11/11-14:28
記事番号3246へのコメント
はじめまして
私は、桐v5のファンです。
しかし、桐v8も少々ネットワークに問題があるのでは・・・と感じます。
そこで、今考えてるのは、MRDBというDBがあります。
これは、表を作るだけで、ネットワーク対応になるのです。
下記のアドレスを参考にされては

また感想もお聞かせください。

http://www.mrdb.ne.jp/welcome.html

3256 Re:基幹業務に耐えうるか? 太郎 1999/11/11-17:09
記事番号3253へのコメント
>私は、桐v5のファンです。
>しかし、桐v8も少々ネットワークに問題があるのでは・・・と感じます。
私も大ファンなのですが、
ノベルのネットウエアクライアントには対応してないそうです。
Netware4.11JとノベルクライアントforWIN95/98 V3.00
で桐8を使用したらエラー続出です。
管理工学に聞いたら、
マイクロソフトのネットウエアクライアントを使用してくれ
とのことでした。

その他の桐8の機能は満足してます。

3264 Re:桐8は基幹業務に耐えうるか? あああ 1999/11/11-21:06
記事番号3253へのコメント
>しかし、桐v8も少々ネットワークに問題があるのでは・・・と感じます。
>そこで、今考えてるのは、MRDBというDBがあります。
>これは、表を作るだけで、ネットワーク対応になるのです。

MRDBの存在を今回初めて知りました。
どうやらDBMAGICのようなコードレス(プログラムレス?)タイプのDBのようで
すね。とりあえず体験版は無料でもらえるらしいので申し込んでみました。
桐でプログラムコードをゴリゴリと書き進んできたプログラムのスタイルを
コードレスタイプのDBですんなり組めるかどうか心配です。
もともとプログラムはDOSではBASICやC、WindowsではDelphiなどの経験が
あるので、コードレスタイプのDBはなじめるかどうか心配です。
DBMAGICを少しさわったことがあるのですが、プログラムコードがない開発
スタイルは今ひとつなじめませんでした。(DBMAGICに言わせると左脳的プ
ログラマではだめだそうです。)

MRDBがどうかは不明ですが、DBMAGICとは違い、順国産なので、かなり期待
できるソフトかもしれません。HPを読んだだけですが、かなりの可能性を秘
めているのではないでしょうか?
ACCESS以上の本格機能、桐以上の開発効率、レポート機能、DBMAGIC以上の
わかりやすさも期待できそうです。

その意味では五郎9もオラクルに直接接続できるのでかなり期待できそう
なのですが、なにせマイナーなので今ひとつです。しかも桐5のデータの
読み書きができる!

いちばん良いのは桐が進化し、オラクル等を直接操作でき、ネットワーク
機能がDBMAGIC並に強力になってもらう事なのですが。そうなればデータ
ベース界は桐で統一させると思いますよ。

3268 Re:桐8は基幹業務に耐えうるか? MIT 1999/11/12-03:14
記事番号3246へのコメント
MITと申します。
私はあああさんのシステムに近いと思われる多品種少量生産の生産管理
システムを桐V5で組んだことがあります。ただしこれは現場には端末
を置かず,紙面により事務所に集められた情報を入力するものです。
今も稼動中のこのシステムを現在アクセスで再構築中です。
アクセスを選んだ理由はこのシステムにオラクルDBと通信する必要
が発生し,そのためのツールや情報の入手が容易だったのと汎用言語
に比べて開発工数が削減できると考えたためです。

多品種少量生産では定型的に処理できないものが多く,マスター類が
あまり意味をなさない場合もあるかと思います。
また,正規化をあまり進めると例えば作業日報と作業者名を番号などで
リンクしていたら定着率の低い現場などでは困るケースもあるでしょう。
DBシステムをファイルサーバー式でいくのか,サーバークライアント式
でいくのかは私もよく悩みます。
結局,多少ライセンスコストがかかってもトランザクションログ等信頼性
でオラクルなどのRDBを取るか,テーブル定義変更など扱いが容易な
パソコンRDBを取るかの選択になると思います。
先輩諸氏を差し置いて私の意見を述べさせて頂くと

WANによるデータ通信が今後増加しそうであればオラクルなどの
SQL問い合わせ言語システムを前提とする。

dBASEなどのXBASE言語系はエンドユーザ環境とは言い難い
部分があり,桐ではおそらくあったであろう現場頼みのサポート?は
あまり期待しないほうが良い。

WIN桐で20台レベルのファイル共有はレスポンスやその時の挙動
を本開発前に十分検証するべきである。

などです。
ただ「基幹業務に耐えうるか?」はチョイスしたDBシステムに対する
習熟度によるところが大きいと思います。
Windows時代になってあああさんのおっしゃる「安定性は抜群」が
次期システムでも得られると良いですね。
以上,ご参考までMIT

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