過去の桐井戸端BBS (桐ver.8)
6166 コマンド等英文別記は良い? だるま 2000/05/27-18:56
初めまして。(嘘、他のハンドル名でお世話になっていました。)m(__)m
先日、ある桐関係の掲示板(過去のログ含む)を拝見しました。
それで、ここに登場されてご指導していただける皆様が、もの凄い方々だと知りました。
「いや〜〜〜、本当に凄い」(O_O)
その中で、何点か疑問が出てきたのですが、その掲示板でお尋ねするには恐れ多く、
失礼とは思いますが、こちらで質問させていただけないでしょうか?

WIN98 桐V8 SP5なのですが、私が感動している皆様は、
ほとんどコマンド等を英文別記・略記(資料取得勉強中)で書かれているようなのですが、
これには何かメリットが有るのでしょうか?

昔のベーシックで「LOCATE」を「LO.」・「LPRINT」を「LP.」と書いて
入力スピードのUPや行字数の制限を気にしていた時代が有りましたが、
桐では日本語入力がデフォルトの様ですし、辞書登録を利用していたら・・・。
「でも他に何かメリットが有る」とその掲示板をみていると臭うんです。(・±・)
6176 Re:コマンド等英文別記は良い? Ogo 2000/05/28-19:09
記事番号6166へのコメント

>WIN98 桐V8 SP5なのですが、私が感動している皆様は、
>ほとんどコマンド等を英文別記・略記(資料取得勉強中)で書かれて
>いるようなのですが、これには何かメリットが有るのでしょうか?

1.好み
2.他言語/他アプリのマクロとの互換性
3.画面上の占有面積減少による一覧性の向上
4.日本語 IME の ON/OFF によるレスポンス低下と誤変換の回避

私自身は正に 2.が原因で、逆に「日本語表記が好み」です。
桐 と Access と Delphi をほぼ同時期にいじるとパニックです。

また、マニュアルやオンラインヘルプその他の表記との同一性の点でも
日本語表記が有利ですし、文字づらを眺めただけでおおよその意味が
理解できるという点で日本語表記は有利です。

道路の看板の例で有名ですが、「Tokyo」と「東京」では、文字が目に
入ってから人間がその内容を理解するのにかかる所用時間が圧倒的に
違います(もちろん、表意文字である漢字が優れている)。
表音文字の英語(アルファベット)では内容を理解するのに、文字の
認識と単語の認識の間には「文字の配列認識による単語の再構成」と
いう余分な手間がかかるからです(特に日本人にとってはこのタイムラグが大きい)。

端的に言えば、私なら他人の書いた英文表記の一括処理・計算式など
は読みたくないです(あくまでも個人的見解)。

しかし、4.の日本語 IME の不愉快さは DOS 版 では感じなかっただけになぁ……

6180 Re:正直言って私も日本語表記が好きです。 だるま 2000/05/28-19:45
記事番号6176へのコメント
Ogoさん、早速のコメント有難う御座います。<m(__)m>
今、私は、Ogoさんにコメントをいただき、嬉しくて泣いています。(;>_<;)
何故かというと、一番初めにパクり使用したのが、Ogoさんのパスワードプログラムです。(^^ゞ
(そのOgoさんですよね?)
そういえばあれは日本語表記でしたね。

今後とも宜しくお願いいたします。m(__)m
6186 Re:お言葉に甘え、コマンド等英文別記は良い? 佐田 守弘 2000/05/29-00:01
記事番号6174へのコメント
だるまさん
桐のコマンドの表記に関しては、私もOgoさんと全く同意見です。私が書きたい点をOgoさんが既に書かれておりますが、
私なりにひと言。

●桐の一括処理コマンドは元来が日本語表記
管理工研からの話なので間違いないと思いますが、
桐の一括処理コマンドを日本語で書く事については、深い思慮があっての事だそうです。
それは、「システムのドキュメントを残す機能を持たせる事にある」のだそうです。
この部分は私も充分に理解できなかったところですが、分かりやすい例でいえば、履歴でしょうね。
要するに実行した事がそのまま「日本人に分かる言葉として残る」という事なのだろうと思います。
一括処理も、日本語で書いてあれば一般ユーザーに分かりやすい、そう言った意味があるとの事です。

●英文表記の由来
C言語その他の開発言語になれている人から見れば、プログラムは英文表記で書く方が自然な様ですね。
まず言える事は、日本語入力が必要ない点です。
いつも使い慣れているC言語ライクに記述できますし、日本語と記号との入力モードを切り換えなくて済むので、
入力が楽な様です。
プログラム開発になれているVAR業者さんは、プログラムの記述に日本語を使う事がかなり抵抗があるらしく、
他の言語と同じ様に、桐の一括処理も英文表記できる様に、強く要望した様です。

●どちらが良い
結論的な事を言えば、全くの趣味の問題です。
その趣味の問題を少し突っ込めば、
@英文表記:何かプロになった気分がしてカッコよい。「桐だってこんな具合にプログラムできるんだぞ。」と、
誇らしく自慢できる。
A日本語表記:記述がちょっとダサイけど、やっぱり分かりやすくて良い。

●いろいろな人に聞いてみました
実は、桐ver.5時代に様々な人に日本語表記と英文表記の違いについて聞いてみた事があります。
@システム開発の関係者の声
コマンドをいちいち日本語で入力するなんて面倒ですよ。どうして桐はアルファベット表記のコマンドにしないのかなあ。
−やっぱりプログラムは英文表記になれているんですね。
Aコンピュータもプログラムも知らない人
「print a$」って書いても何か良く分からないけど、「印刷 名簿」だとピント来ますね。
日本語の方が分かりやすくて取っ付きやすい感じです。
−printも印刷も同じ意味だと思うけど、それ程抵抗感に違いがあるとは思いませんでした。

●日本語も略記が可能
非公開なのかも知れませんが、日本語記述も略記が可能です。
略記が可能と言うよりも、コマンドの先頭部分だけを解釈しているといった方が正しいのかも知れません。
例えば「○○=する」は、「=す」でも大丈夫な様です。

●でも私は
私は、日本語表記、完全記述に徹する事にしております。
特に、ライターとして記事を書く場合はもとより、自分のHPに掲載したり、
この様なBBSなどに投稿する場合には、この主旨を守る事を主義としております。
一例として言えば、関数名を#cond、#caseなどと書くのではなく、
#条件選択、#ケース開始 と書きます。
なぜかと言えば、日本語で記述した方が読む人にとって分かりやすいからです。
同様に、コマンドの略記が可能な場合であっても、
リファレンスに記載されている通りの書式で記述する事にしています。
これは私の単なる主義であり、他の人に強要する積もりはありません。
ですが、人に教える場合には、リファレンス通りの「共通の記述スタイル」で書いた方が良いのかな、
とは思っております。

実は、私として気にいらないのは、桐に付属のオンラインリファレンスですね。
現在の桐のオンラインリファレンスの少なからぬ部分が英文表記になっています。
しかし桐のユーザーの9割近くは一般ユーザーです。
一般ユーザー向けのリファレンスとしては、英文表記はなじまないと思います。

佐田守弘(KS-00119)
6206 Re:有難う御座います。 だるま 2000/05/30-21:34
記事番号6186へのコメント
佐田 守弘さん、詳しい説明を有難う御座います。m(__)m
英文表記にはその様な経緯が有ったのですね。

まだまだ質問したいことが山のように有るのですがチョット時間を置いて再度質問させていただきますので、
今後ともご指導お願いいたします。

戻る