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9155 桐8レポート定義で一太郎の文書を利用したい aki 2000/12/29-11:22
桐5を仕事で使用中です。
印刷フォームは請求書、領収証、タックシール等の簡単なものしか作っていません。
不動産の売買、賃貸借契約書、会社定款等定型文書は一太郎を使用してきましたが、
これらを桐8.6でやろうと意気込んでいました。
が、TBLは桐5の流用ですぐ出来ましたがレポートフォームの作成で閉口しています。
A4用紙で4枚程度の文書が多いのですが、ラベルの文字を一々ペーストするのが大変です。
簡単な方法があれば教えて頂けませんか?

出来たらいいな!!
CADソフトにはレイヤーと云うファイル概念があります。
レポート定義に於いて、一太郎ファイルをテキストファイルに保存したものをAレイヤー(例:マスターページ)に読み込み、
Bレイヤー(例:明細行)ではAレイヤーを透かして見ながら文字挿入したい部分にテキストオブジェクト(項目)を貼り付ける。
白紙に印刷する場合はA+Bレイヤーを、又印刷済みの定型用紙に挿入文字のみ印刷する場合はBレイヤーのみを印刷する。
桐の構造からして的はずれな要望でしょうが、素人なりに考えてみました。

9156 Re:桐8レポート定義でテキストファイルの読み込みは可能ですか? 佐田 守弘 2000/12/29-12:01
記事番号9155へのコメント
akiさん
残念ながらレポート定義でテキストファイルの読み込み機能はありません。
ただし、レポートもフォームも定義内容そのものはtbl形式なので、拡張子をtblに変更して編集するといった荒技を考えたくなりますが、
うまく行きません。
結局はクリップボード経由でカット&コピーする方が速い様です。

レイヤーの機能は、桐にもあります。
(質問に書かれている事から、多分ご存知の様ですね)
参考までに述べますが、複合レポートを作成してページレイアウトパレットを使えば、
複数の明細ページと、これに重ねるマスターページ(マスターレイヤー)が使える訳ですが、
マスターページに貼り付けられるオブジェクトも明細ページと同様に、
テキストオブジェクトやピクチャオブジェクトなどあって、テキストを直接読み込む事はできません。

さて、akiさんがやりたいであろう事をこれらの機能の中で行う場合ですが、次の様な方法はあります。
まず従来の一太郎文書を印刷サイズでイメージ出力します。
このイメージ出力には、私はSTARFAXのプリンタエミュレーション機能(FAXに送信せず、ファイルに出力する機能)を使っております。
ただしこの場合200dpi相当の出力になります。
このイメージをマスタページに貼り付ければ、従来のレイアウトに合わせたレポートの作成が楽にできます。
ただしオブジェクトの編集中は、マスターページに貼り付けたオブジェクトが透けて見えないので、ちょっと面倒です
(テキストオブジェクトを透明にしてもだめなようです)。

このマスタページは貼り付けたままでの印刷も可能です。
これによって、
>白紙に印刷する場合はA+Bレイヤーを、又印刷済みの定型用紙に挿入文字のみ
>印刷する場合はBレイヤーのみを印刷する。
が可能になります。

ただし、イメージなのでそこから文字列をカット&ペーストする事はできません。
もしカット&ペーストを行うなら、レポートの作業領域(用紙の外の余白の部分)にワーク様のテキストオブジェクトを作成しておき、
ここに一太郎文書のテキストを全文貼り付けておきます。
そしてこの中から必要な部分をカット&ペーストして行けば、作業が楽になるかと思います。

佐田守弘(KS-00119)
9167 有り難うございました aki 2000/12/30-00:49
記事番号9156へのコメント
早速のご返事有り難うございます。ご返答の時間を見てその早さに驚いています。
一抹の甘い期待をしておりましたが、やはりコツコツとオブジェクトを貼り付けるしかないのですね。
現在一太郎5で使用している定型文書は300部位はあります。
内、多用している文書は桐5の項目データをcsvへ書き出し、一太郎の置換マクロを使用して編集しています。
この度一太郎9の差込枠作成で三四郎9を経由する事により桐8の項目名がそのまま使用できる事が分かりましたので、
当面桐8の定型文書印刷は置換を止めて差込ファイルでやろうと思います。
もちろん桐のレポートフォームを使用すれば一太郎経由より短時間で印刷が終わりますので桐を諦めた訳ではありません。
教えて頂いた印刷サイズでイメージ出力する方法はやってみます。(jpgファイル?)

テキストファイルを読み込み、文字列部分をラベルオブジェクトに自動変換してくれて、
且つ透明なレイヤーの組合せが出来れば、レポートフォームの作成は短時間で完了すると思いますので、
その機能の追加される日も待っています。
開発元に対しての先生のお力をお願いします。

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